エージェントスキル:再利用可能な機能パッケージ
「スキル」とは何か——エージェントが必要に応じて読み込む、指示・スクリプト・素材を備えたフォルダ。
スキルとは
スキル は、エージェントに反復可能な能力を教える自己完結パッケージです。毎回指示を打ち直す代わりに、関連場面でエージェントが発見して読み込むフォルダを提供します。
整った最小構成は次のとおり:
my-skill/
├── SKILL.md # frontmatter(name, description)+ 指示
├── scripts/ # エージェントが実行できるコード
├── references/ # 必要時にのみ読み込むドキュメント
└── assets/ # テンプレート、画像、雛形
中核の設計原則:段階的開示
コンテキスト窓を小さく保つため、情報を 3 段階で読み込みます:
- メタデータ(常時ロード)——frontmatter の
nameとdescription。関連性の判定に足る最小限。 - 本文(一致時にロード)——
SKILL.mdの主要な指示。 - 同梱リソース(必要時にロード)——本文から参照されるスクリプトや参考資料。
すべてを第 1 層に詰め込むと、関連の有無にかかわらず毎リクエストでコンテキストを消費し、目的に反します。
実際に発火する description の書き方
description はスキルが発火するかどうかの最大のレバーです。次を含めます:
- 何をするか(What)
- いつ使うか(When)——具体的な発火条件、ファイル種別、ユーザー意図
- 何を出力するか(What format)
悪い例:ドキュメントを扱う。
良い例:PDF からテキストと表を抽出し、フォームを埋め、文書を結合する。PDF ファイルを扱う場合、またはユーザーが PDF・フォーム・文書抽出に言及した場合に使用。
よくある失敗パターン
| 症状 | 推定原因 |
|---|---|
| スキルが発火しない | 説明が曖昧で発火条件がない |
| 発火しすぎる | 説明が広すぎる。除外条件を追加 |
| コンテキスト枯渇 | SKILL.md に詰め込み過多。references/ へ分割 |
| 出力が不安定 | OUTPUT_FORMAT 契約や EVALUATION 基準がない |