Z.ai、法務業務向けエージェントモデル GLM-Legal を公開

GLM-5.3-Flash を土台に、Harvey LAB で 19.2% の全項目通過率を記録。LegalBench と PLawBench では非公開の最先端モデルと同等水準に。

更新日 2026-10-17 ·
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Z.ai は、単発の質疑応答ではなく法務エージェントの実務を担う領域特化モデル GLM-Legal を公開しました。軽量な GLM-5.3-Flash を土台とし、法務コーパスを拡充する中間学習と、数万件の模擬法務環境での強化学習という二段構えで鍛えられています。

注目すべきは、Harvey LAB で 19.2% の全項目通過率を達成した点です。24 の実務領域にわたる実際の法律事務所のワークフローを対象とし、土台モデルから 12.5 ポイントの向上にあたります。Harvey の採点は厳格で、要求を一つでも満たさなければ不合格となるため、部分点ではなく最初から最後までやり切る信頼性を示す値です。LegalBench と、中国語での法律相談・事例分析・文書起草を扱う PLawBench でも、非公開の最先端モデルと同等水準に達したと伝えられています。Harvey LAB と LegalBench の結果は Vals が独自に評価しました。

モデルはデスクトップ型エージェント基盤 AutoClaw への統合が進んでおり、契約レビュー、証拠分析、シンガポールとマレーシア、インドネシアを対象とした公開前のプライバシー対応などが例示されています。API は現在ベータ提供で、申し込み制となっています。

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